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■環境保全グループでは、水域の物質循環・環境保全・環境修復に関する研究を行っています。研究対象としている水域は田辺湾の養殖場・非養殖場水域（和歌山県白浜町）、クロマグロ養殖場水域（鹿児島県奄美大島、和歌山県串本町）、琵琶湖とその周辺水域などです。

■その研究テーマは、「海面養殖場水域の環境評価と水質改善」、「海産魚の種苗生産水槽のバイオコントロール」、「天然水域における病原性微生物の生態」および「電気分解海水を用いた養殖環境の衛生管理手法の開発」です。海や湖、河川などに出かけて行う野外調査はもちろん、培養した細菌を用いた研究室内の実験も行ったりする、非常に守備範囲の広いグループです。